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「作品と仕組み」 No.303

いかに変人で孤高であっても周りに認められていく天才を除いて、多くの場合、人は、現実に社会的な接点をつけなくてはなりません。まして、自らが何かを創り上げていくというのなら、芸だけでなく、人との関係を創り上げていくわけです。そんな大げさなことでなく、手助けをしてもらうということでも同じです。

 そうしているうちに、人との関係に翻弄され、つてはつくれても作品そのものに時間をとれなくなることもたびたびです。 

芸の中に芸を求めていく、その一方で、そこで作品がつくれる仕組みを整えていくことが必要となります。

仕組みがつくりつつ、それをどう維持するのか、作品づくりにどう専念するのか、人生、迷いは尽きません。